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ここではITに関するよく使われる言語を解説つきで紹介しています。

ERP(Enterprise Resource Plannning(エンタープライズリソースプランニング))
日本語では、「業務統合パッケージ」や「統合基幹業務システム」などと言われています。
定義としては、
「最新のIT(インフォメーションテクノロジー)を活用した、受注から出荷までの一連のサプライチェーンと管理会計、財務開会人事管理を含めた企業の基幹業務を支援する統合情報システム」です。

企業活動に必要な機能、例えば、販売、生産、購買、出荷、会計などすべてが含まれた情報システム
です。その為、ERPのシステムは、「ERPシステム」や「ERPパッケージ」と呼ばれています。

もともとERPは、海外で開発され、日本へ導入されました。
最初の頃は、海外メーカーが開発したERPパッケージを導入する企業が多かったのですが
最近では、日本のメーカーによる日本の商習慣にあったERPが多く開発され多くの日本企業に導入されています。
今までは、大企業や中堅企業の多くにERPパッケージが導入されていましたが今後は、中小企業にも導入されていくでしょう。


Oracle E-Business Suite【EBS】 (オラクルイービーエス)
"Oracle社のERPパッケージ。財務会計や人事管理(HRM)など基本的な機能に加え、SCM、CRM、BI、プロジェクトマネジメント、マスターデータ管理などのシステムも統合されている。
データの管理には同社のデータベース管理システム(DBMS)「Oracle」を利用する。
クライアントにJavaアプレットなどを用いることができ、端末に専用のクライアントソフトをインストールする必要がない。

当初は「Oracle Applications」と呼ばれていたが、2000年8月に現在の製品名に変更され、「Oracle Applications」はOracle E-Business Suiteを含む同社の業務アプリケーション製品群のブランド名となった。


Business Intelligence【BI】(ビジネスインテリジェンス)
"業務システムなどから蓄積される企業内の膨大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思決定に活用しようとする手法。ERPパッケージやCRMソフトなどからもたらされるデータの分析を専門家に依存せず、
経営者や社員が必要な情報を自在に分析し、経営計画や企業戦略などに活用することを目指している。" 
"1989年に米調査会社Gartner社のアナリストであるハワード・ドレスナー(Howard Dresner)氏が提唱した概念で、ドレスナー氏が挙げた、データウェアハウス(DWH)、意思決定支援システム(DSS)、オンライン分析処理(OLAP)、クエリツール、レポーティングツールに加え、現在ではデータマイニングもBIのひとつに位置付けられている。
統合型BIシステムソリューションとしてはCognosやBusiness Objectsなどが有名。BIシステムの発展形として、CPM(Corporate Performance Management)も提唱されている。


BusinessObjects【BO】(ビジネスオブジェクツ)
独SAP社が開発・販売しているBI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)ツールの製品ブランド名。以前は同名のフランス企業(Business Objects社)が開発・販売していたが、同社は2008年1月にSAP社により買収された。
大企業向けの製品が中心で、日々の業務で発生する膨大なデータの中から必要なデータを検索したり、特定の形式でレポートにまとめたり、多次元分析を行なうことにより、事業部門長や経営層の意思決定を支援したり、一般社員が事業の進捗を把握するのを支援する。ITの詳しい知識がない利用者でも、普段利用しているビジネス用語で検索や分析を行なうことができ、レポートの編集などもマウスなどを利用した直感的な画面操作で行なうことができる。様々なデータベースシステムやERPなどと接続することができ、企業システム内に散在するデータ。


Cognos(コグノス)
コグノスは、かつてカナダ、オンタリオ州オタワに本社を置いていた、ビジネスインテリジェンス (BI) や業績(パフォーマンス)管理ソフトウェアなどを製造していた企業。現在はIBMのブランドの一つとなっている。
"1969年に設立され、3500人ほどの従業員を抱え、世界135ヶ国以上で23,000以上の顧客を持っていた。当初の社名はクエーサー(Quasar)だったが、1982年にコグノスへ改称した。日本での販売を行ったのはコグノス株式会社(現在は日本アイ・ビー・エム株式会社)で、1989年に設立されたコグノスの100%子会社であった。 "2007年11月12日にIBMがコグノスを買収すると発表され、翌2008年1月31日に正式に買収された。そして、2009年1月1日までIBMの完全子会社として運営され、その後IBMソフトウェアグループのInformation Managementブランドの一つになった。コグノス(Cognos)という名前は継承され、IBMのビジネス・インテリジェンス及びパフォーマンス・マネージメント製品ラインに生かされることになった。2010年1月、Cognosソフトウェアと最近買収されたSPSSソフトウェアは、IB"


Corporate Performance Management【CPM】
企業内のデータを統合、リアルタイムに監視して企業全体の業績向上を図るという概念。
BI(ビジネス・インテリジェンス)活用の新しい形態として注目されている。 

企業経営者が事業計画を考えるうえで最も関心のある情報がROI(投資対効果)です。経営の現状が今どうなっているのか、投資の結果がどのように業績に貢献しているのかといった最新の情報を知り、次の一手に結び付けたいという要求はますます加速しています。 企業活動で発生する様々なデータを蓄積し、多次元的に分析して現場の利用者自身が活用することを目的に導入されているのが、BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールです。
しかしこれまでのBIは、利用部門が必要とする部分を中心に導入が進み、経営者が企業活動全体の最新状況を包括的に把握・分析したいという要求にはなかなか応えられませんでした。
そこで米ガートナーが提唱した概念が「CPM(コーポレート・パフォーマンス・マネジメント)」です。類似の概念をEPM(エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント)、あるいは


Data WareHouse【DWH】(データウェアハウス)
"時系列に蓄積された大量の業務データの中から、各項目間の関連性を分析するシステム。

単純な例をあげると、コンビニの売上データから「月曜日に雑誌を買う30代の男性は一緒にコーヒーを買うことが多い」
「肉まんは雨の日に最もよく売れる」など、従来の単純な集計では明らかにならなかった各要素間の関連を洗い出してくれるのがデータウェアハウスシステムである。


data mining(データ・マイニング)
統計学等のデータ解析の技法を駆使して、大量のデータを網羅的に分析することにより、ビジネス上意味のある知識を発見する手法。 "データ・マイニングの例としては、あるスーパーの購買履歴データを分析することで、週末に同じ人が紙おむつと缶ビールを 同時に買う傾向があることが分かった、などが挙げられる。
サンマと大根、パスタとミートソースのような、人間が容易に見当のつけられる関係ではなく、大量のデータをコンピュータで 分析して初めて分かるような発見を得ることを、特にデータ・マイニングと称する。
"マーケティングの需要予測、販促、店頭マーチャンダイジング等の分野において主に取り入れられてきたが、 株価予測、人的資源管理等の分野にも活用が期待されている。


アジャイルソフトウェア開発(アジャイル・プロセス / アジャイル開発 )
ソフトウェア要求仕様の変更などの変化に対して機敏な対応ができ、顧客に価値あるソフトウェアを迅速に提供することを目的とするソフトウェア開発方法論の総称。
特に「アジャイルソフトウェア開発宣言」に合意しているもの、「アジャイルアライアンス」に参加しているものを指す。
アジャイル(agile)とは「俊敏な」「機敏な」という意味で、軽量型(ライトウェイト)開発ともいう。
ウォーターフォールやRUPなどの“重厚な(ヘビーウェイト)開発プロセス”が事前に仕様を定義して、それに基づいてアーキテクチャ中心に計画的な設計を行い(この間、仕様書や設計書など中間成果物を作成する)、その設計に沿ってプログラミングを行っていくというプロセスであるのに対して、アジャイルソフトウェア開発は仕様や設計の(場合によっては大幅な)変更が当然あるものという前提で、最初から厳密な仕様を抽出しようとせず、大まかな仕様だけで細かいイテレーション(反復)開発に始め、
すぐに実装・テストを行って仕様や設
上述のヘビーウェイトな手法は伝統的なソフトウェア開発のやり方としてさまざまなプロジェクトで実施されてきたが、近年、その欠陥が指摘されるようになってきた。
それは、社会状況やマーケットの変動が激化し、また業務が複雑化するに伴って、ビジネスおよびシステム要件も日々変化するのに対し、従来の手法ではその変化に機敏に対応して、システム構築ができないというものだった。

こうした状況をを背景に、「変化への対応」をうたう開発方法論、プロジェクト管理手法が登場するようになった。それらの提唱者たちは2001年2月、米国ユタ州スノーバードに集まり、共通するコンセプトを説明する言葉として「アジャイル」を選択、アジャイルソフトウェア開発宣言を発表した。

ウォーターフォール・モデル(滝モデル / 落水モデル)
ソフトウェア開発プロセスの1つで、最も基本的で一般的な開発モデル。
プロジェクト全体をいくつかの工程に分割して各工程での成果物(仕様書や設計書などのドキュメント)を明確に定義し、その成果物に基づいて後工程の作業を順次行っていく。

ウォーターフォール・モデルでは、開発プロセスをソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC:software development lifecycle)などに沿って、「要求」「仕様」「分析」「設計」「プログラミング」「検査」「運用」といった形に分割する。
そして例えば設計工程で設計書を作成し、その設計書に基づいてプログラミングを行うといった手順でプロジェクトを推進していく。

成果物は各工程ごとに検証され、所定の手続きで承認されたものだけが次の工程へ進む。原則的にこの順序を飛び越したり、 逆戻りしたりする。
本来的なウォーターフォール・モデル開発は、「仕様書による定義」という原則を厳格に適用することを目的としたドキュメント駆動型の開発プロセスといえる。
全体を見通すことができ、スケジュール立案や資源配分、進ちょく管理が容易にできるなどの点から、現在でも大規模プロジェクトでは基本的にこの方法が取られている。
その一方で、一般に理解されるウォーターフォール・モデルは手戻りを許さない逐次開発型であるため、工程間のフィードバックが 必然的に発生する実際のソフトウェア開発という作業の実情にそぐわないとの批判も多い。